Tableau Desktop グラフ応用編(2) 〜ロリポップチャート

Tableauを利用すると、直観的なインタフェースで様々な目的に応じたグラフを描くことができます。

本ページではロリポップチャート(lollipop chart)を紹介します。

ロリポップチャートは、棒グラフの先端に数値やアイコンを表示することで、より比較し易くなった棒グラフです。棒に付いたキャンディー(ロリポップ)に形が似ていることから、この名称で呼ばれているようです。

実際にスーパーストアの注文データを利用してロリポップチャートを作成してみたいと思います。

やってみよう!

カテゴリ別に売上を比較してみましょう。

【完成図】
以下のようなVizを作成します。

【作成方法】

  1. 最初に、カテゴリ別の売上棒グラフを作成します。
    データペインの「カテゴリ」を列、「売上」を行にドラッグ&ドロップします。
  2. 次に、行にある「売上」をCtrlキー(Macは⌘キー)を押しながらドラッグ&ドロップして、右側に複製を作成します。

    複製された「売上」を右クリックして、リストから「二重軸」を選択します。

    片方の軸を右クリックして、「軸の動機」を選択します。

    グラフのタイプは、一方を「棒」、他方を「円」に設定します。

    すると、以下のような二重軸のグラフになります。

    棒が太いので、サイズを調整します。

    これでロリポップチャートの形になりました。

    基本の形が完成しました。
  3. あとは外観を調整してみます。
    データペインの「カテゴリ」を円グラフの方のマークの色にドラッグ&ドロップします。

    すると、カテゴリ別に色分けされます。

    データペインの「売上」を円グラフの方のマークのラベルにドラッグ&ドロップします。

    マークのラベルでテキストのアラインメントを調整します。

    書式設定で表示形式をカスタマイズします。

    すると、売上が円の中心に表示されるようになりました。

    完成です!

本ページでは棒グラフをより比較し易くするロリポップチャートを紹介しました。

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